公開日 2018年05月01日
最終更新日 2018年07月31日
ジェネリック医薬品がおすすめです
「お薬手帳」などを活用して、上手に薬を活用しましょう
高齢になると、いくつも病気を抱えやすくなり、薬の種類や飲む回数も増えがちです。
治療を受ける病院や診療科が異なることで、薬の種類が増え、似た成分の薬や飲み合わせの悪い薬が処方されるおそれもあります。
薬は多かれ少なかれ副作用がありますので、使用する薬が増えるとその分、危険が高くなります。
このような問題の解決に、かかりつけ薬局やお薬手帳が役に立ちます。
かかりつけ薬局を決めて、薬をもらうところを一本化することで、薬に関するトラブルを減らすことができます。
また薬局でもらえるお薬手帳で全ての薬を管理し、もらった薬や普段使用している市販薬などを必ず記録して、医療機関の受診時に提出したり、処方箋と一緒に薬局に渡すと安心です。
覚えましょう! 薬を上手に活用するためのポイント
- 1冊のお薬手帳に全ての薬の情報をまとめましょう。
- 病院にかかるとき、薬局で薬をもらうときには、お薬手帳を必ず見せましょう。
- 初めて受診するときは、現在使用している薬や副作用の経験を伝えましょう。
- 正しく使用し、薬の使用中に気になる症状があったら、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
- 飲み忘れを防ぐために、「お薬カレンダー」や「ピルケース」を活用しましょう。
- 飲み忘れた薬がたまっていたら、医師に報告しましょう。
ジェネリック医薬品の利用にご協力を!
ジェネリック医薬品は、先に作られた新薬(先発薬)と同じ有効成分と効き目を持ち、安全性が確認された後発薬です。
開発費が少ない分、薬代が安く、高血圧など慢性疾患で長く服薬する場合などお勧めです。
医療費の節約につながるため、利用が推進されています。
薬が処方されたとき、薬剤師さんにジェネリック医薬品を使用できるかどうか確認し、利用にご協力をお願いします。