公開日 2018年05月01日
最終更新日 2018年07月31日
高齢期こそ定期的な健診(健康診断)で異常の早期発見を
年に1回の健診で健康チェック!
高齢者の人は、定期的に診療を受ける機会が多いことなどから、つい健診を受け忘れがちですが、持病の管理のための通院と健診は異なります。
心身が衰えやすい高齢期こそ健診で異常の早期発見・早期対応が大切です。
必ず健診を受けてください。
高齢期の健診は、年齢により受ける健診が異なります。
高齢期の健康診断
65~74歳の人
特定健診の対象※
(加入の医療保険が実施)
75歳以上の人
後期高齢者医療健診
(後期高齢者医療制度で実施)
65〜74歳の前期高齢者は、40歳以上の人が受ける「特定健診」の対象となります。
特定健診は、メタボリックシンドロームに注目した生活習慣病を予防するための健診です。
加入の医療保険により受けることができます。
75歳以上になると、加入の医療保険が後期高齢者医療制度に切り替わり、「後期高齢者医療健診」の対象となりますが、検査項目は特定健診と変わりません。
また、生活習慣病予防のための健診とは別に、生活機能の低下を発見して介護を予防するための検査(基本チェックリスト)もあります。
※65~74歳の前期高齢者で一定の障害がある場合は後期高齢者医療健診の対象です。
がん検診やその他の検診も受けましょう!
安城市では、特定健診および後期高齢者健診のほかに、がんの早期発見のための各種がん検診、骨粗しょう症検診、歯周疾患検診 などを実施しています。
がんは高齢期から急増するため、前期高齢期のがん検診はとくに重要といえます。
また、加齢とともに発症が増え、寝たきりの大きな原因となる骨粗しょう症の検査や、歯や全身の健康に影響があるといわれる歯周疾患の検査も高齢期には非常に重要です。
ぜひ、がん検診や骨粗しょう症検診、歯周疾患検診 なども受けましょう。