公開日 2018年05月01日
最終更新日 2018年07月31日
ロコモを予防・改善することは健康寿命の延伸のために大切
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは?
ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)とは、筋肉、関節、骨などの運動器が衰えた状態をいいます。
ロコモをそのままにしていると、転倒しやすくなったり、寝たきりを招くなど、要介護の危険が高まります。
加齢による運動器の衰えは誰の身にも起こることですが、寝たきりにつながらないように進行を食い止めることはできます。
身体活動を増やしてロコモを予防しましょう。
ロコチェック~1つでもあればロコモのおそれがあります
- □ 家の中でつまずいたり滑ったりする。
- □ 階段を上るのに手すりが必要である。
- □ 15分ぐらい続けて歩くことができない。
- □ 横断歩道を青信号で渡りきれない。
- □ 片脚立ちで靴下をはけなくなった。
- □ 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である。(1リットルの牛乳パック2個程度)
- □ 家のやや重い仕事が困難である。(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
出典:(公社)日本整形外科学会
やってみよう、ロコモ体操
ロコモ体操は、運動器に適度な刺激を与え、鍛えるための体操です。
ロコモのレベルに応じてやり方も変わりますが、基本は開眼片脚立ちと、スクワット(ひざの曲げ伸ばし)です。
膝や腰に痛みがあったり、体に心配なことがある場合は、医師に相談してからはじめましょう。
開眼片脚立ち
バランス感覚を鍛え、脚を丈夫にします
片脚で立つことは、バランスに関係するネットワークをフルに使い機能を鍛え、脚を丈夫にする効果があります。
じわっと力をかけることで、膝の関節を痛めることもありません。
スクワット
立つ・歩く・座る能力を総合的にアップします
太ももの前側、おしりなどの筋肉を鍛えることで、立つ・歩く・座る能力を総合的にアップします。