公開日 2018年05月01日
最終更新日 2018年07月31日
症状がなくとも深刻な合併症を招く危険な病気
合併症を防ぐために必ず治療を!
血糖値が高いまま治療せずに放置していると、脳卒中や心臓病などを招きやすくなるほか、次に紹介するような重く深刻な合併症を招いてしまいます。
動脈硬化の進行や、インスリンという血糖値を下げるホルモンの作用の低下により、高齢になるほど糖尿病による危険が高まります。
糖尿病と診断されたら、必ず定期的に検診を受けるようにしましょう。
糖尿病の危険な3大合併症
- 糖尿病網膜症
- 生まれてからの失明原因の第2位(1位は緑内障)。
網膜の細い血管が傷み、失明を招きます。眼科での定期健診が大切です。
- 糖尿病腎症
- 腎不全の原因の第1位。
腎臓の血管が傷んで腎機能が低下します。
腎臓は傷むと治らないので健診で異常があったら必ず対応を。
- 糖尿病神経症
- 手足がしびれるなどの症状や、足指などの知覚が侵され、異常に気づけなくなり、壊疽(腐り落ちること)を招いたりします。