公開日 2018年05月01日
最終更新日 2018年07月31日
「本当は働きたいが、親など同居する家族を介護するためには現在の仕事を辞めざるを得ないだろう」と、いわゆる「介護離職」を覚悟している人は多いのではないでしょうか。
介護は決して容易なことではありませんが、介護保険を中心に、必要に応じてその他のサービスを利用したり、勤務先の支援制度を活用し働き方を変えたりすることで、仕事と介護の両立は可能になります。
「介護離職」を防ぐために
働きながら家族を介護する人を支援するための法律として、「育児・介護休業法」があります。
対象となる家族は、配偶者(事実婚の場合を含む)、父母(養父母を含む)、子(養子を含む)、配偶者の父母、同居かつ扶養している祖父母・兄弟姉妹・孫で、「介護休暇」や「介護休業」など制度に定められています。
上手に活用しましょう。
詳しくは厚生労働省「育児・介護休業法について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/tp0701-1.html(外部リンク)
仕事と介護を両立させる支援制度
企業によっては、「育児・介護休業法」で定められた制度を上回る内容の介護支援体制を設けている場合もあります。
家族の介護が必要になったら、必ず勤務先に報告・相談しましょう。